間違った洗顔をしていませんか? 正しい洗顔の方法とは
正しい洗顔ってどうやるの? 間違った洗い方はしてないだろうか? など思っていませんでしょうか。
洗顔はお肌のケアにとって基本的なスキンケアです。正しい洗顔方法を確認していきましょう!
洗顔の役割とは
洗顔の役割とは、皮脂や汗、大気中のほこりや汚染物質、剥離した角質などを洗い流すことにあります。
上記の皮脂を放置すれば、酸化してしまい、しみの原因やにおいの原因になりますし、汗やほこりなどでニキビなどの原因にもなってしまいます。
また、古い角質が残っていると、ターンオーバーを妨げてしまいます。
睡眠中に大気のほこりなどが顔に付着しますので、朝も洗顔料で顔を洗い、清潔に保つ必要があります。
やってしまいがちな洗顔について
1.冷水・お湯で洗う
冷水で洗う毛穴が引き締まったように感じると思いますが、これはお肌が冷えによって縮んでいる状態になっています。また、冷水だと化粧のノリが悪くなったりします。
熱いお湯で洗っている場合、皮脂を落としすぎてしまっている可能性があります。その場合、肌が乾燥してしまって、そのせいで皮脂が過剰に分泌されて、テカリの原因になっている場合もあります。
2.ゴシゴシとこするように洗っている
ゴシゴシ顔をこすることで、角質を傷つけてしまいます。やさしく洗ってあげましょう。
3.タオルでこするように拭いている
洗顔後の肌は過剰な皮脂や汚れが取れています。よって、摩擦に弱いお肌になっています。タオルでゴシゴシこすってしまうとお肌を傷つけてしまいます。
顔に残った水分はタオルで顔を抑えるようにして優しく拭き取りましょう。
4.泡を立てないで洗っている
泡を立てることにより、水分と空気を含んだきめ細かい泡となり、お肌に接する面積が増え、汚れや角質を落としやすくなります。
また、泡がクッションとなり、お肌と手の接触を和らげる働きもあります。
5.1日に何回も(3回以上)洗う
何回も洗ってしまうと、必要以上の皮脂が洗い落とされてしまいます。乾燥肌になったり、皮脂が過剰分泌してテカリの原因を生みます。
洗顔料の選び方
洗顔料にも様々なタイプがあります。シンプルに作られている石鹸タイプは洗い上がりがすっきりするものが多く、石鹸の面積が広く泡立てやすい。
私もよく使っている一番メジャーなフォームタイプは洗い上がりの肌がしっとりしたり、キュキュッとしたり様々。
その他にもリキッドタイプやムースタイプなどもあります。自分にとって使いやすいものを選び、メーカーのすすめている肌タイプを目安に実際に使ってみて、合うか合わないかを決めるといいでしょう。
1.石鹸タイプ
肌への刺激が弱めな石鹸タイプは、適度な洗浄力ですっきり洗い上げるので、どのタイプの肌質でも向いています。泡立てやすくきめ細かい弾力のある泡がつくれます。
2.フォームタイプ
肌への刺激が弱めなフォームタイプは、しっとりからさっぱりまで様々なタイプがそろっています。どのタイプの肌質にも向いていて、乾燥肌向けのしっとり系や、ヒアルロン酸が入っているタイプのものもあります。
3.リキッドタイプ
肌への刺激が若干強めのリキッドタイプは、石鹸に近い製法であるため、油分を残さないすっきり洗いが特徴です。
リキッドタイプはどのタイプの肌質にも向いていますが、合成界面活性剤のみでつくられているものもあり、肌への刺激が強いため、肌の弱い人は注意が必要です。
4.ムースタイプ
肌への刺激が強めのムースタイプは、最初から泡で出てくるため、泡立てができないよって方にはおススメです。
ポンプで空気を含ませて泡状にしているものは、水分が多く、界面活性剤を多く含み、刺激が強いため、肌の弱い人は避けた方がいいでしょう。
5.粉末タイプ(シート)
肌への刺激が強めの粉末タイプは、酵素の力で汚れを落とすものが主流となっています。植物性の酵素は肌に優しい。
一方、アミノ酸分解酵素などはピーリング作用があるので、使用続けることで乾燥を助長する原因となる場合があります。よって、乾燥肌の人は避けた方がいいでしょう。
正しい洗顔について
余分な皮脂や角質、ほこりや汚れなどを取るために毎日の洗顔はかかせないと思います。正しい洗顔をして、肌をケアしましょう!
1.手をよく洗う
手には多くの雑菌がついていますので、よく洗って清潔にしましょう。
2.ぬるま湯で顔をすすぐ
ぬるま湯で顔をすすぎましょう。そうすることで、毛穴を開かせやすくし、汚れを落としやすくさせます。
3.空気を含ませるように泡をたてる
洗顔フォーム(この場合)を2~3cm手のひらにとり、少量のぬるま湯を加えて、指先を立てて、空気を含ませながら泡立てます。ふっくら弾力のある泡が理想です。
泡立てが難しい場合は、泡立てネットを使いましょう。
4.顔全体に泡をのせて広げる
ふっくら弾力のある泡を顔全体に広げて、泡を転がすように汚れを泡に吸着させましょう。
5.顔の内から外へすすぐ
お湯の温度は34~36度で、乾燥肌の人はもう少し低い温度で顔の内から外へ洗い流します。すすぎにくい場所は手のひらを横にして洗いましょう。
6.洗い残しをチェック
生え際や、フェイスライン、あご下など洗い残しがないかチェックします。洗い残しがあると、ニキビの原因になってしまう場合があります。
7.タオルで優しくふき取る
ゴシゴシタオルで拭かず、優しく、タオルを顔に押さえるようにして、水分を拭き取りましょう。
ドクターシーラボより洗顔方法の動画が上がっていましたので、ご参考にどうぞ!